猫の捜索記録

脱走した猫を捕獲した捜索記録。

10/17

朝、猫が脱走してはじめての雨。
猫は雨宿りできているだろうか。寒くて震えていないだろうか。

捕獲器が届いた。配達してくれたお兄さんが、
「ペットが逃げてしまったのですか?」と心配をしてくださる。
経緯を説明すると、「自分はこの辺を配達しているので、
見かけたら連絡します。」とポスターを一枚持っていってくださった。

一昨日、昨日と猫を見たのはマンションの境内ではなく、
隣のビルの非常階段。ビルの管理会社へ連絡する。
経緯を説明し、捕獲器の設置をしてもよいか、餌を置いてもよいか。
また、ポスターをビル内の掲示板へと貼らせていただけないかを伺う。
担当の男性の方は、二つ返事で快く了承してくださった。

人の優しさをひしひしと感じる。

捕獲器を設置しにいく。猫の姿はない。
今日は一度も姿を見ていない…。
塩谷さんのアドバイスは、「最初は捕獲器を発動させずに、
捕獲器の中の餌を食べさせること」。
私は、ベランダというすぐ近くにいる猫に対し、
焦って捕まえようとして失敗してしまっている。
焦らないように。焦らないように。じっくりと、捕獲器に慣れさせよう。

トイレ砂を溶かした水を周辺にまいて、餌を置いて、
ここから離れないように祈るばかり。