猫の捜索記録

脱走した猫を捕獲した捜索記録。

10/23

前日の23:30から張り込む。
時折家に帰って休憩したりを繰り返しながら
6:00まで待機したが、音沙汰無し。
昨日食べ残していたし、おなかいっぱいなんだろうか…?

 

カメラを持って帰宅する。
写っていない。今日は来ていないみたいだ…
見張っている気配を察知されたんだろうか。。

 

一旦眠り、17時ごろもう一度見に行く。
捕獲器の中の餌が半分減っている…!
しかし、罠は発動していない。
上手い具合にかわされたのだろうか。
踏み板がやや不安定なのもあるかもしれない。
しかし、中途半端に発動して逃げられるよりは
全く発動しないほうが警戒心を与えることなくてよかったと
前向きに考えていこう…。

 

しかし、今日ごはんを食べたということは
またあしたまで姿を見せてくれないかな…

別の捕獲器を使ったほうがいいのだろうか…。

10/22

捕獲器の中に設置していた餌は、食べ残しは有るものの
ほぼなくなっていた。監視カメラに写っている映像は
白黒であるもののジキルで間違いない。

捕獲器の罠を仕掛ける。
一旦捕獲器を別の場所へと移し、何度かテスト。
捕獲器は踏み板を踏むと扉が閉まる「踏み板式」
踏み板部分がやや不安定で、引っ掛け具合によっては
踏み板を踏んでも上手く罠が作動しないこともあり
やや不安は残るものの、捕獲器を元の場所に設置しなおす。

監視カメラの映像を見ると、餌を食べにきているのは0時頃らしい。
0時頃に傍で張り付いていみていようと思う。

怖い。失敗したらどうしよう。
失敗したら、捕獲器にはよりつかなくなる。
振り出しに戻ってしまう。その間に遠くへいってしまったら?
不安ばかりつのる。

10/21

捕獲器の中に設置していた餌が、綺麗になくなっている!
今度こそ猫が食べてくれたと確信出来る。
捕獲器の中に入った。希望が見えてきた。嬉しい。
ちなみに昨夜仕掛けた監視カメラは、
なんとスイッチを入れ忘れていたので収穫無し…

 

捕獲器の中に新しい餌を設置して、
今度こそ監視カメラのスイッチをいれる。
昨夜は捕獲器の近くに居るところを逃げられたので
今日の夜は様子を見に行かないで放置することにする。

 

あした、捕獲器の中の餌がなくなっていたら。
そして監視カメラの映像を確認して、
それを食べたのが本当にジキルだったのなら
そろそろ捕獲器を作動させようと思う。

10/20

朝は晴れ、14時ごろから雨。
猫がベランダへ脱走してから9日。
外へと脱走してから6日…

 

捕獲器は毛布をかぶせて設置している。
設置場所は隣のビルの非常階段で、野外ではあるものの
上の階の踊り場が雨避けになっているようで、濡れてはいなかった。
昨日設置した餌には食いついている様子がなく、落胆する。
猫は夕方と早朝に活動するらしいので、雨だから来なかった
ということでもないのだろう…。捕獲器を警戒してる?

 

保護することが出来たら、病院につれていって、お風呂にいれて‥
たくさんご飯を食べてもらって、また一緒に寝たい…

 

監視カメラが届いたので、設置しにいこうとしたところで
捕獲器の傍に居るのを発見。捕獲器に興味は示しているみたい。
相変わらず近寄ると逃げるが、とりあえず、遠くには行っていない。
よかった…。それだけで安心した。

10/19

姿を見れていない。
捕獲器の中、外と置き餌を設置していたが、捕獲器の外に置いていた
ちゅーるを垂らしたカリカリが綺麗になくなっていた。


風にさらわれた?でも周辺にカリカリがばらまかれた形跡はないし…
猫が食べたのだと前向きに捉えてもいいのだろうか。

 

姿が見れないのが不安でたまらないので、監視カメラを購入した。
明日には届くらしい。

 

捕獲器に設置していたカリカリを
パウチタイプのおやつにグレードアップして置いておいた。

家にいたときは年に数回しか食べさせなかったウェットタイプのおやつ。
ジキルは本当にこれがすきで、にゃあにゃあと高い声で
鳴いて欲しがってくれていた。これに食いついてくれるといいのだけれど…。

10/18

捕獲器を設置して1日目。
猫が入った形跡は無し。中の餌も減っていない。


ツイッターで、地域のボス猫に猫が帰ってくるようにお願いをすることで
本当に帰ってきた…ということが何件もあるということを
教えてくれた方が居た。うちのもう一匹の猫には、
「ジキルを呼び戻してほしい」なんて戯れに話しかけていたのだが、
どうもうちのもう一匹の猫はのほほんとしている。

 

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同居猫が居なくなっても気にしていないのか、
それとも気にしないそぶりをみせているのか。

 

うちはアーケード街にあるマンションで、野良猫は少ない。
このマンションに住んでもう3年は経つものの、
野良猫を見た回数は片手で数えるほど。
ただ、実は猫がベランダから落ちたその日に黒猫を見かけた。
夜だったので、ジキルと見間違えて近寄ったが、
ご年配の夫婦お二人が餌をやりにきていた様子で、
週に一度ほど餌を与えている野良猫だと教えてくれた。
触れさせてこそもらえないが、少しだけ人に慣れた様子の猫だった。
あの黒猫にもう一度会えるだろうか。
もし会えたら、ジキルのことをお願いしてみようと思う。

10/17

朝、猫が脱走してはじめての雨。
猫は雨宿りできているだろうか。寒くて震えていないだろうか。

捕獲器が届いた。配達してくれたお兄さんが、
「ペットが逃げてしまったのですか?」と心配をしてくださる。
経緯を説明すると、「自分はこの辺を配達しているので、
見かけたら連絡します。」とポスターを一枚持っていってくださった。

一昨日、昨日と猫を見たのはマンションの境内ではなく、
隣のビルの非常階段。ビルの管理会社へ連絡する。
経緯を説明し、捕獲器の設置をしてもよいか、餌を置いてもよいか。
また、ポスターをビル内の掲示板へと貼らせていただけないかを伺う。
担当の男性の方は、二つ返事で快く了承してくださった。

人の優しさをひしひしと感じる。

捕獲器を設置しにいく。猫の姿はない。
今日は一度も姿を見ていない…。
塩谷さんのアドバイスは、「最初は捕獲器を発動させずに、
捕獲器の中の餌を食べさせること」。
私は、ベランダというすぐ近くにいる猫に対し、
焦って捕まえようとして失敗してしまっている。
焦らないように。焦らないように。じっくりと、捕獲器に慣れさせよう。

トイレ砂を溶かした水を周辺にまいて、餌を置いて、
ここから離れないように祈るばかり。